お盆を参拝して

 猛暑の中、今年もお盆の参拝を終えることができた。
故郷をめざして日本国民の大移動があった。
 近年、若い世代の方が、家族旅行などで参拝を断るケースが多かった。でも、今年は何となく、統計を取ったわけではないが、父母の家にいたり自宅にいたりする場合が多いように思えた。
 テレビ番組でお盆の過ごし方の調査結果をたまたま見たが、自宅または親元(故郷)で過ごした方は、4割(一部の集計ではありますが)に達したという。
 東日本大震災の影響か。家族の絆の大切さに気付いた結果なのかと感じた。
 これからも年に一度は故郷に帰り、墓参をし、先祖や故人を偲び命の大切さや家族の絆を確かめ合う機会を持ちたいものである。

 ここから、2011年(平成23年)です。
お待たせしました。「住職の聞いて!見て!」再開です。